【なぜ?「事実を知って、考える」なのか】
~他者を認めて、自分も大事にする~
木と風の香りカフェではさまざまなテーマに対し、子どもたちが事実を知って自ら考えて公正な判断をする体験を企画、今後も継続的にカフェ内で学びます。 子どもにはまだ難しいのでは? 楽しい子どもの遊び場で、そんな話しなんて… 反対意見もある中で なぜ?この企画をスタートさせたのか、それは私たちNPO法人木と風の香りのモットー「子どものハッピーを増やしたい」につながっています。
人と違う意見を堂々と言えたら…
自分と違った意見にも耳を傾けることができたら…
子どもたちが集団生活をするなかで避けて通れないのが人間関係。人とのつながりは素晴らしいものですが、ストレスにもなり得る不思議なもの。少しのボタンの掛け違いから「いじめ」に発展…なんてことも子どもたちにはとても身近な問題。 他者を認めて、自分も大事にする。子どもたちがそんな体験をして、生きる上で身近で起きる様々なトラブルへの対応力や解決能力の土台になれば、という思いから「事実を知って、考える」をスタートしました。
~木と風の香りカフェの存在価値~
一方ストレスは誰にでもあるもので、私たち大人にはストレス解消や息抜きになり得る様々なサービスが展開されています。スポーツジムで汗をかいて、のんびり映画、まったりと旅行、エステでリラックス、漫画喫茶で読書に没頭、カフェでプチ贅沢などなど。 つまり、趣味嗜好の差はあれ、私たちは非日常を味わう事でリフレッシュしています。
では子どもはどうでしょうか?
限られたおこづかい、限られた移動手段、限られた行動範囲…肩の力を抜きたいときや誰かに寄りかかりたいとき、選択肢がものすごく限定的(ゲームに没頭、、位でしょうか?)もしくは選択肢がありません。 そこで「木と風の香りカフェ」でほっと一息つきませんか?というわけです。 そのためには私たち大人の対応も、より子どもに寄り添ったものでなくてはならなりません。
「〇〇に感謝しなさい」とか「悪いことをしたから叱るのが当たり前だ」という一辺倒かつ大人の自己満足ではなく、マナーの悪い子、暴力的な子、寡黙な子、落ち着きのない子、あるいはとても良い子、まだまだある子どもたちのさまざまなサインを見逃さずに、心の声に耳を傾けられるように、われわれ大人が学ぶべきです。
子ども食堂が本当の意味で 子どもたちのサードプレイスになるように。 私たちは子ども食堂が増える事を願っています。
NPO法人 木と風の香り代表
つじかわ えみ
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