【高校の総合探求授業】

最初に、私(辻川 恵美うっちょん)の話はその辺のおばちゃんの雑談として聞き流して構わないと伝えました。今年も苫小牧西高校の一、二年生のところに行ってきました。

業界の困り事を高校生が解決する、と。

困り事は「子どもの自信や自由が、日常的に奪われている事」一本にしぼりました。

クラウドファンディングで多くの皆さんに助けていただいている現状もあるけれど、お金の問題、人手、知名度、困り事は色々ある中、問題の根幹はやはり、これなんだと。

28名の福祉に興味がある生徒さん。ニックネームと福祉を選んだ理由を聞きました。

親が福祉に携わっている子、人の役に立ちたいから具体的に知りたいと言った子、医療機関に勤めたくて福祉に興味があると言う子、あなたはあなたでいいとおばあちゃんから言われた言葉が、福祉的だと感じて、福祉を学びたくなった子、福祉は介護だと思っていたけど子どもにも福祉があると聞いてもっと知りたいという子。

授業のあと、子どもたちに囲まれ、驚きました。たくさんの質問や、木と風に行ってみたいという子たちの中に、ひとり言葉につまる子が。

「なんか…聞いてるだけで泣きそうになりました」

それだけ、伝えに来てくれた事が嬉しかった。

子どもたちからたくさんのアイデアが次々に出てきました。

機会を下さった皆様、ありがとうございます。

NPO法人木と風の香り

地域の遊び場&子ども食堂 ~愛される子ども時代を~